庭と家を作る

2016年9月から、庭をゆっくり眺められる家を作っています。

金消契約にも振り回される

日差しが熱くてこんがり焼けちゃうこの頃、日差し対策はどうしてますか?

日除けのためにアラブ圏のようなダボダボの長袖を着ようかなと模索中ですw

 

さて、フラットの承認が下りて、金消契約の日を待つばかりだった私たち。

「だった」

そう、それも過去のことでございます。

 

ある日、営業から急に電話が入りまして。滅多なことでは連絡をよこさない営業からの電話。嫌な予感しかしません。

 

「すみません、銀行から今日中に外構の契約書が必要と言われまして…。業者に提出させるよう動いてもらえませんか?」

 

はぃ?今、何ていいました??

ここで補足すると、我々が申し込むスーパーフラットは、頭金を2割負担すれば金利を0.1%優遇するという商品です。

 

外構を現金で支払う予定だった為、その証書として金消前に見積りを、当日に契約書を用意するように言われてました。外構業社との契約は週末を予定していた為、電話の時点では契約書なんてありません。S社にもその旨は伝えていたはずですが、急になぜ???

 

外構業社に急遽連絡しましたが、急なことで社内フローを急がせることはできないと断られました。偉い人の判子は急には早められませんと。まあ仕方ありません。

 

見積りで何とかならないか交渉しましたが、昼下がりに営業から電話が入り、

「やはり契約書が必要なので、金消契約日をずらす事になりました。書類が整い次第だと、引渡しは6日ズレます」

…それって、引越しの4日後じゃん!

 

電話で苦情を伝えましたが、のらりくらり謝る一方です。

夫に報告すると「引越しを動かすなんて、ありえない。関係者と直接話さないとダメだ」というので、その晩、営業を自宅近くのファミレスへ呼び出しました。

 

店に着くと、営業の他にローン担当も来てました。

まずは経緯の説明と謝罪がありました。夫が今後の対応を聞くと謝罪を繰り返します。引渡し前に荷物を入れさせるよう交渉しても、できない、申し訳ないの一点張り。

夫はこのままではラチがあかないと思ったらしく、

 

夫「気持ちはわかりました。ただ、我々はこれを受けて物理的に動かなければならないんです。あなた方は何をしてくれるんですか?」

 

と追求。誠意を見せてみろ、というヤツですね。

 

営「では、日程変更から引越しまでを我々が代行するのはいかがでしょう?」

夫「NTTは本人の立会いが必要ですが、できるんですか?」

営「……」

夫「融資実行前に荷物を入れることはできないんですか?数日なら盗難にも遭わないと思うし」

営「うーん…」

 

そんな話をしているそばでローン担当がボソッと、

ロ「…金消契約が済めば融資実行は予定通りですよね。融資実行前に残金をお支払い頂ければ、引越しできませんかね」

と言ってたのですが、その場では誰も反応せず、話は流れ。

 

営「融資実行の前に設備の設置や荷物の搬入をする方向で、上層部に相談させてください」

 

と、話を引き取って帰って行きました。近日中には連絡するそうです。

今考えれば、ローン担当の言う通りにすれば引渡しを早める事は可能な気がしますが、どんな提案を持って来るでしょうか。最後までドキドキさせられます。

フラットの承認に振り回される

暑くて眠れない日が続きますが、皆さんはいかがですか?

エアコンつけても暑くって、昨日は明け方まで眠れませんでした。夏は自律神経がやられますね。

 

さて、再検査をクリアして、無事、金消契約へ舵を切った私たちですが、ローン担当から日程調整の連絡がなかなか来ません。変だなぁと思っていたら、予定日の3日前に営業から驚きの電話が入りました。

 

 「住宅支援機構の審査が隣地の越境物の件で遅れています

 

へ? そこ??

じゃあ、何でうちに問合せがない??

 

営業からよくよく話を聞くと、我が家の土地の重要事項説明書に「隣地のポストが一部越境している」との記載があり、それをS社に問合せたり、現地調査したりして時間がかかっていたようです。

 

ここで簡単に説明すると、隣地境界線上に、隣家のポストを固定している鉄の棒が3cmほど越境しているのです。重説に書かれてることなら、土地の持ち主に聞いてくれたら話が早いのに〜〜。

まあ、そうはいかない理由があるのでしょう。。

 

この電話から、実際に承認が下りるまで更に10日。申請から数えれば承認まで20日かかりました。。

長かった!!

 

担当は、スーパーフラット35Sという0.1%の金利優遇を受けられる商品に申込んだので、いつもより審査が厳しかったのかも、なんて言ってますが、どうなんでしょうね。フラットは資産の担保価値を厳しく評価するようなので、普通のフラット35Sでも引っかかったような気がします。

 

e戸建てを見るとフラットの話題も出てて、承認まで2〜3週間かかる人も結構いるようでした。この点は勉強不足でした。

フラットをご利用の皆様、ローンの本審査はかなり余裕を持って申し込む方が安心なようです。

施主検査

蒸し暑い日が続きますね。

リアルでは外構の契約直前です。現場監督と門灯の配線について話をしていたら、庭園灯の配線を延長すると言われて戸惑っています。

室内に、庭園灯とは別に『外灯』スイッチがあるので、それを使えるはずなんですけどね。。現在調査中です。最後までドキドキさせられます。

 

さて、いよいよ施主検査です。

事前に図面や仕様書との突合せは済ませたので、施主検査当日は不具合の有無や仕上げ状況の確認です。

 

現場につくと、監督が入り口から順に、部屋の状況や機器操作を説明してくれました。ちなみに、この時点では事前チェックの指摘事項は未対応でした。再検査日にまとめて確認です。

 

一通り説明が終わってから、自作のチェックリストを片手に確認をはじめました。結果、指摘事項はこんな感じでした。

 

1.汚れ・傷破損・不足の有無

 汚れ:棚や壁・窓の汚れがいくつかあり、その場で拭いてくれました(笑)

 傷:笠木の欠け、棚のバリ、サッシの傷など(サッシは交換対応)

 不足:棚受けのダボ不足(ダボ取り寄せ)

 

2.床・クロス・造作の仕上がり

 クロス:コーナーの仕上げ、浮き、割れなど

 床:養生が掛かっていなかった所に跡がついてたので、クリーニング

 タイル:ひび割れ

 

3.各種、動作確認(スムーズか、異常はないか)

 動作:ドアの立て付けが悪い

 

大物は指摘済みだったので、この日に見つかったのは軽微なものばかり。再検査日には補修完了の見込みとのこと。

 

1週間後の再検査では、指摘事項はほとんど補修されてました。

取っ手もついてるし

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ドアもはみ出てません。わーい(*´▽`*)

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洗面台など、納期に時間がかかるものは納品日を確認し、金消契約へ進むことを了承いたしました。

 

長々と検査に時間をかけましたが、ここまでしっかり確認すると家に対する安心感が持てますし、お金を払うことへの納得感も出ますね。

実際は、冒頭で話したようなポカは出てきますが、自分たちも気づかなかったこともあり、ある程度は許せる気持ちになってきます。

 

『外灯』スイッチは、使えるようにして欲しいですけどねw

火災保険を検討してみた

施主検査の前にひと休憩。今回は火災保険のお話。

皆さん、火災保険はすぐに決まりましたか?私はとっても悩みました。元々、優柔不断なタイプですが、これには時間がかかりました。

 

火災保険で検討が必要なアイテムは大きく2つ。補償内容と保険会社ですね。

補償内容は、S社から紹介された東京海上の商品パンフを見て検討しました。

・補償対象:水害は不要です。ハザードマップを見る限り、危険は低いので。

地震保険家財保険:どちらも加入します。家財保険の補償額は、罹災時に最低限の家具を揃えたいので、世代平均の半分位で良さそうです。

・オプション:臨時費用はつけたいところです。

 

ここまではすんなり決まりましたが、この後、保険会社選びが悩みました。

東京海上以外の情報を知る為に、一括見積りを取りました。使ったのは価格.comと住宅本舗のイッカツ保険(火災保険を10社から最適なプランご提案(無料)!|住宅本舗 )。

 

サイトにアクセスして条件を登録すると、メガ損保3社と中堅3〜4社の見積りが郵送されてきました。資料を比較すると、補償内容は大差なく、保険料はメガ損保と中堅で10万くらいの差がありました。

保険料だけで言えば、中堅のどれかがリーズナブルです。でも、S社経由の東京海上はそれより安かった!(臨時費用は火災のみですが)。

 

それ以外の要素を比べるなら、企業としての信用力と顧客満足度でしょうか。

信用力は、格付け機関の評価とソルベンシーマージン比率(支払い余力)が指標になります。格付けはメガ損保が高いものの、ソルベンシーマージンは中堅以上は500%超とどこも問題はなさそうです。(参考:保険会社ランキング(格付/売上/利益) | 最速資産運用

 

顧客満足度は、クチコミを見る限りどこも同じくらい悪い評判が書かれていました。保険業界は全体的に顧客満足度が低いので、ネットのクチコミだけで判断するのは困難です。

保険請求の際は代理店対応が肝要かとも思ったのですが、いざとなれば保険会社のコールセンターも対応してもらえるので、選定の根拠とはなりえません。

 

諸々比較すると、S社経由で東京海上に申し込むのが最安でかつ信用力も高いので、結果それに申し込みました。

 

損保に勤めていた友達に言わせると、保険商品はどこも違いがないから、ハウスメーカーに勧められた所にするのがいいよ、悩むだけ時間のムダ、とのこと。

 

それは極端にしても、必要な補償をカバーする最安の商品を選び、信用力に問題なければそれに申し込むのがリーズナブルかなと思います。必要な補償範囲が広い場合は、ハウスメーカー提携の保険は割引されることが多いので、最適かもしれません。

 

以上、火災保険の話でした。

事前チェック

前回に引き続き、施主検査に関するお話です。

検査当日は監督や設計もいるので、十分に時間がとれないかもしれないと思い、事前にチェックを行いました。エアコン業者の下見の付き添いで現場に行った時に、2時間位で確認をしました。

 

この日は、

・平面図、展開図、仕様書との相違

・コンセントやスイッチの通電確認

など、時間がかかりそうな所を確認しました。

※検査当日は別途チェックリストで確認

 

工事中にも確認したので問題ないだろうと思っていたら、意外と大物が出てきて、びっくり。

 

まずは書斎のドア。最後まで開きません。

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わざとじゃありません。これ以上開かないんですw

 

次はこれ。

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ドアの開き方が図面と逆です。左の壁の方に開くので取りにくいです。

しかも、収納とペーパーホルダーの位置も10cm右に寄ってます。このままだと便器とペーパーホルダーが近すぎてトイレットペーパーがとりにくい(汗)

 

トイレのドアも。

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パッと見、変なところはないのですが。

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明り取り窓をつけるよう依頼したのに、抜けてます。

 

2階洗面台も。

写真ではわかりにくいですが、オプションの体重計置き場とインナー引き出しがない。

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細かい所では、タオルかけが指定と違ったり。

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ほんとはこれ。

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最後は食器棚。

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左の取っ手がないんです。

S社標準だそうですが、これでは使いにくいです。展開図には左にも取っ手があるので、こういう商品だとは思いませんでした。

 

改めて書いてみると、多くないですかね?(そんなことない?)

発注間違いはサラッと直りましたが、書斎ドア、トイレ収納とホルダー、食器棚の取っ手は交渉が必要でした。

 

まずは書斎のドア。大工が間違えて間口を広くした、というのがS社の主張です。

◆設計が送ってきたメーカーの収まり図

              :間口55cm、ドア68cm  ※カタログを見るとトイレ用っぽいw

◆現場   :間口59cm、ドア68cm

◆設計図:表記なし。500スケールで測ると、

                  間口:平面図60cm前後、展開図55cm前後

                  ドア:平面図60cm前後

状況から察するに、大工が平面図を見て間口60cmと理解したんだろうと思います。そもそも間口やドアのサイズが図面に明記されてないので、間違うのも仕方ないかと。

 

間口が狭いと書斎の椅子も入れにくいので、平面図を根拠にドア幅を小さくする方向で交渉した所、最終的には設計が折れました。

 

トイレ収納とペーパーホルダーは、階段のスイッチや筋交いとの取り合いで動かせないことが判明。我々としては、手元からペーパーホルダーが離れればよいので、ホルダーの高さを10cm上げてもらいました。

 

食器棚の取っ手は、はじめは変更を拒否されましたが、展開図に取っ手が描かれていると指摘した所、対応してくれました。ある方が使いやすいし、デザインも好きです。

 

いやぁ、施主検査でこれが判明したら、床や壁の不陸なんて目がいかなかったな。

ちなみに、スイッチとコンセントは無問題でしたヽ(´▽`)/ よかった〜。

 

次こそいよいよ、施主検査です。

 

施主検査、その前に

クロスやタイルが貼られ、設備も設置されたところで、いよいよ施主検査です。

 

我々は、施主検査にあたってS社に条件を出しました。それは、

「施主検査で見つかった不具合がすべて補修された後に引き渡しを受ける」というものでした。

 

当初は、施主検査の結果に関係なく、数日後に提携銀行との金消契約⇒引渡しというスケジュールを組まれていました。これがS社の標準フローです。

 

我々は、これに待ったをかけました。

というのも、S社は引渡し後の対応が悪いとネットで評判になっていたからです。契約前から少し目についてましたが、ここ最近、悪い評判が増えていたので、精算前に不具合を直してもらう方が良いと判断しました。

 

そうと決まれば、監督に連絡です。

「施主検査で不具合が見つかった場合、それが補修されない限り金消契約を結べない」旨を伝え、対応を待ちました。

監督からは少々渋られましたが、施主検査の1週間後に実施する再検査で合格したら金消契約を段取りする運びになりました。

 

結果的には、この判断は良かったと思います。

というのも、施主検査の前に私一人で現場をチェックしたら、大きめの不具合がいくつか見つかったからです。。

 

というワケで。次回も施主検査ネタです。

着工127日:クロスが貼られて

夏本番の暑さが続きますが、皆さんはいかがお過ごしですか?

普段はエアコンを使わないのですが、昨晩はあまりの暑さに負け、今年初めてエアコンをつけました。新居の夜もエアコンが必要なのでしょうか。現居との違いが楽しみです。

 

さて、現場日記も山場に近づいてきました。最後の大物、クロスとタイルです。

 

まずはクロスから。はじめに、石膏ボードの下地をパテで処理します。クロス屋さんによると、2度塗りしてるそうです。この工程が3~4日。

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次にクロス貼り。天井から順々に貼っていきます。この工程も同じく3~4日。

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天井を貼った畳コーナーです。壁は2度塗り後なので境目がキレイに隠れてます。

 

壁まで貼り終えたところ。

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塗り壁風のクロスを選びましたが、意外と悪くない感じです。

 

次にタイル。タイルは仮置き⇒目地埋めの2工程のようです。

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キッチンカウンターのタイル。

木とタイルの間の目地がひび割れしてたので、この後、補修をお願いしました。異素材を接着させるのは難しいそうなので、仕上げが気になる方は、設計士さんに使い方を相談する方がよいかもしれませんね。

 

この工程では、書斎のクロスを他の部屋のものと間違えるというポカがありましたが、すぐに対応してもらったので結果オーライです。

クロス屋さんの仕事は、全体的に丁寧だったのでかなり満足です。大工さんが構造と下地をキレイに作ってくれたのも良アシストでした。よかった、よかった(^^)

 

さあ、クロスが終われば、設備を入れて完了立会い=施主検査です。

もう一波乱ありますが、どうなったのか。次回以降のお楽しみです。