キッチンのプランー造作編
前回に続いて、キッチンのプラン造作編です。
当初から、水回りには造作を施したいと考えてました。キッチンからダイニングにかけてはカフェっぽい雰囲気にしたくて、インターネットでイメージ画像を探しまわりました。
カフェと一口にいっても、ナチュラル、アンティーク、ヴィンテージなど、テイストは様々です。どれも素敵でしたが、こちらのカフェがカッコいいと思いました。
出典 アークヒルズに商業ゾーンオープン、地域密着スーパーランドスケープコーヒー出店 | ファッショントレンドニュース|FASHION HEADLINE
ブルックリンスタイルになるのでしょうか。明るい木目にサブウェイタイルの白と黒板の黒がきいててカッコいいです。
これを少し真似して、対面キッチンのリビング・ダイニング側の腰壁に、白くてマットなタイルをつけることにしました。選んだのはこちら。
名古屋モザイク HIDA-S ひだS
名古屋モザイクのタイルです。平田タイルのサブウェイタイルも素敵でしたが、S社で扱いやすく値段も安いようなので、こちらにしました。
タイルの上にタモ材をつけて、カフェカウンターっぽく仕上げてもらいます。カウンターの上に雰囲気のある照明をつけると、よりカフェらしくなるかな。
プラン作りは、夢が広がります。
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キッチンのプラン-設備編
続いてキッチンのプラン、設備編です。
キッチンは長く悩みました。我が家の希望は
・天板&シンクはステンレスでスクエアなデザイン
・ガスコンロ、食洗機を入れたい
・手入れがしやすい
・対面式。タイルを貼ってカフェ風に
と、割とざっくりした感じです。
夫婦ともに料理はしますが、凝ったものは作らないので、特別な機能は必要ありません。扱いやすくて、カッコよければいい。
希望を満たす商品がないか、いくつかショールームを見に行きました。
S社標準はパナソニックとタカラスタンダードですが、標準以外も選べるというので、クリナップ、TOTO、リクシル、ナスラックも見に行きました。
その中で、心惹かれたのはTOTOのクラッソ。
ほうき水栓とスクエアシンクのデザインが気に入りました。
出典 www.toto.co.jp
網カゴがステンレスなのも加点ポイント。
出典 www.toto.co.jp
引き出しも使いやすくてオシャレで、ここに決めたい!と思いました。
でも、ここで立ちはだかる予算の壁。見積もりを取ったところ、クラッソは標準外なので+80万円の追加と言われました…。高っ!選べないわ!
泣く泣くTOTOを諦め、タカラとパナソニックの一騎打ちです。
タカラのS社オリジナルの天板は水切りがなく、見た目すっきりしてます。ホーローのキッチンパネルと整流版も使いやすそう。ただ、
・食洗機はオプションで+10万円
・レンジフード内や引出しはホーローではない
・シンクのカゴがプラスチック
と、価格が高くなって清掃性が落ちます。
これなら食洗機が標準でついて、10年間お手入れ不要なレンジフードのあるパナソニックの方が魅力的です。
結果、使い勝手重視でパナソニックに決めました。
パナソニックのシステムキッチン、ラクシーナ | システムキッチン | Panasonic
・商品:ラクシーナ
・天板・シンク:ステンレス
・扉:アルベロホワイト、取っ手:黒
・水栓:グースネック シャワー付き
・レンジフード:ほっとくリーンフード
・食洗機付き
ステンレスはエンボス加工でデザインはイマイチ気に入りませんが、レンジ掃除や毎日の洗い物が楽になるはずです。
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ダイニングと書斎のプラン
1階のプランの続き、ダイニングと書斎です。
概略図、現在の形に更新しました。
玄関・書斎・階段から眺められる小さな庭が出来ました。北の庭なので、何を植えたら良いか、夫が頭を悩ませてます。
ではまず、ダイニングから。
ダイニングは南に腰窓を作り、テーブルを寄せました。東は造り付けの食器棚の左隣に大きな窓を設置してます。
2つの窓で朝はかなり明るいはず。休日の朝は庭を見ながら朝ご飯を食べたいなぁ。
次は書斎。
我が家は本が多めです。夫の愛読書が詰まった本棚と、私のビジネス書&漫画が並んだ本棚をリビングではない場所に収めたい。さらに、夫がテレビを見てる時間に、音楽を聴きながらネットサーフィンする場所が欲しい。
そんな要望から、書斎が生まれました。
書斎の西側に本棚を並べ、対面に造り付けのカウンターを設置。北の庭を眺めつつ、音楽を聴いて寛げるよう窓を設けました。
今は音楽を聴ける環境がないので、夢が広がります。BOSEのスピーカーを買っちゃおうかな〜♪
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リビングのプラン
間取りのグランドデザインが決まったので、次は各部屋の詳細なデザインやアイテム、設備を決めることになりました。
今回はリビングのお話です。ここは当初からの要望通り、大開口からウッドデッキを通って庭に出られるようプランしてもらっています。
上記のイメージを実現させるために、Mさんがデザインを工夫してくれました。
大開口は天井高で。軒天はバルコニーの下面を1階の天井レベルまで下げてます。床レベルも同様に、室内の床とウッドデッキがフラットになるように揃え、ノンレールサッシを採用しました。
このデザインに合わせて、床は無垢を希望。白い天井と壁にホワイトオークの床を合わせて、スタイリッシュな雰囲気にしたいと考えました。
イメージに近いのは、こちら。
美術館です。庭の植物を引き立てるインテリアを考えた時に、シンプルでモダンな美術館の建物が浮かびました。
出典 地中美術館、モネ(室)の魅力―モネ研究者、三菱一号館美術館・安井裕雄氏による勉強会を開催しました。 | ストーリー | ベネッセアートサイト直島
地中美術館のモネ室。この雰囲気もイメージに近いです。モダンアートを飾る美術館は、色や形がシンプルなものが多いです。抽象的なアートを引き立てる為に、余計な情報を削ぎ落としているのではないかと思います。
カッコいい、けど目立たない。
静かで美しい雰囲気が、庭の植物を引き立ててくれるのではと期待してます。
ちなみに、無垢床なので床暖房は入れませんでした。そしてリビング階段を採用してます。リビングから見える階段の窓がカッコよかったので、ついうっかり導入してしまいました。
寒さに耐えられそうにないので、ホットカーペットを使おうと思っています。。
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耐震シミュレーションの影響
大まかなプランの修正を終えたので、構造計算をする部署で耐震シミュレーションを実施してもらいました。ここで問題がなければ、基本設計の完了です。
結果、
・大開口の幅を縮める(3300⇒2560)
・大開口の西側に大きな耐力壁を設ける
・ダイニングの東とリビングの西に耐力壁を追加(各2枚)
と、一番こだわっている大開口のデザイン変更を要求されました。
↓これを
↓ こうしませんか、と。
…バランス、悪いですよね?
Mさんが安い耐力壁を採用してくれたのですが、これがかなり分厚いのです。
これを見た夫が、西側の大きな耐力壁を東西に分散させたらどうかと提案してきました。
↓こんな感じ。
幅の薄い耐力壁はあるので対応可能だそう。デザインがすっきりしてイイのですが、お値段が可愛くない。+30万の追加です😵
うーん、でも、ここはこだわりたいので、お金の掛けどころです。追加オプションを支払って、薄い耐力壁でデザインしてもらいました。
ちなみに、ダイニング東の耐力壁は食器棚に、リビング西は夫のPCと本棚置き場になりましたとさ。
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プラン修正2 ー 2階の洗濯動線
前回に引き続き、プラン修正の話です。
今回は、2階の洗濯動線について。
契約前のプランでは、寝室の隣に回遊型の水回りを提案されてました。ユーティリティの隣に脱衣室と洗面を別々に設けた洒落たプランでしたが、夫はこれに納得しなかった。そう、畳がない のです。
今回ドラム式洗濯機の導入を考えてますが、乾燥は使うかどうかわかりません(単に新しいモノが欲しいw)。
共稼ぎの我が家では、洗濯は帰宅後、
洗濯 ⇒ 室内干し(休日は外干し)⇒ たたんでしまう
という流れで作業することを想定しています。室内干し&たたむ為の場所として、夫はアキュラが提案してくれた畳コーナーを気に入っていました。以前から、和室好きな彼が畳でゴロゴロしたいと言っていたこともあり、2階ホールの日当たりのよい場所に畳コーナーを希望しました。
【2階イメージ】
この配置なら、洗濯動線もスムーズです。寛ぎながら洗濯物を畳めるように、畳コーナーにTVを設置できるようにしてもらいました。
また、今回の修正で階層ごとにインテリアを変えようと決めました。
◆1階パブリックゾーン→洋風。ナチュラルモダンな雰囲気を重視
◆2階プライベートゾーン→和洋折衷。使い勝手を重視。互いの好きなモノを置く
いろんなインテリアが混ざってうるさくなりそうですが、どうせならオリジナリティを追及するのもありかなと思ってます。
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プラン修正1 ー LDKと書斎
契約から1週間後、はじめての打合せが行われました。
S社ではファーストプラン後に担当設計士が変更になるそうですが、変更を不安がっていたら、引き続き、同じ設計士さんに担当して頂けました。
この日は、担当のMさんと夫と3人で間取りについて話しました。LDKのイメージは気に入ったのですが、使い勝手と動線を練り直しです。
今回はLDKの修正についてお話します。検討アイテムは次の2点。
◆庭を眺める夫と、リビングと書斎を行き来する妻の動線が干渉する
庭が見える窓際は、夫の定位置です。ゴロゴロしながら庭やテレビを眺めているでしょう。今の間取りだと、この定位置を通らないと書斎に行けません。書斎の位置と出入りに工夫が欲しい所です。
◆ダイニングが少し暗い
この時点では北側に配置されてました。明るい日差しのなか、庭を見ながら食事をしたいと思いました。
LDKと書斎の位置関係がキーポイントです。打合せでは、2つのアプローチが提案されました。
(1)ダイニングを中心に据える案
ダイニングがLDKの中心にあり、その南に大開口を置く案です。イメージがカッコよく、書斎を北に置くので動線もすっきりします。
ただ、私たちはテレビをよく見ます。ダイニングよりTVのあるリビングにいる方が長いでしょう。ダイニングの窓際に夫が横たわる、というのも少し間抜けです。
ダイニングが中心にある生活がイメージできなくて、この案はやめました。
(2)リビングとダイニングを庭に面して並べる案
リビングとダイニングを南に並べて配置する案です。リビングには大開口を、ダイニングの東と南に大きな窓を設けて明るさを確保。1と同じく書斎は北です。
大開口が西に寄りますが、ダイニングの明るいイメージが気に入り、採用することにしました。
この案を決めるときは、本当に迷いました。
空間的にカッコいいデザインと、生活スタイルに馴染むデザインのどちらを優先すべか。新しい家での生活を、今の延長で考えることはないだろう。そう思いつつも、イメージができるかどうかは大切でした。
リビングを中心とする生活を、大きくは変えられない気がしました。
では次回は、2階の洗濯動線の修正についてお話します。
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