庭と家を作る

2016年9月から、庭をゆっくり眺められる家を作っています。

事前チェック

前回に引き続き、施主検査に関するお話です。

検査当日は監督や設計もいるので、十分に時間がとれないかもしれないと思い、事前にチェックを行いました。エアコン業者の下見の付き添いで現場に行った時に、2時間位で確認をしました。

 

この日は、

・平面図、展開図、仕様書との相違

・コンセントやスイッチの通電確認

など、時間がかかりそうな所を確認しました。

※検査当日は別途チェックリストで確認

 

工事中にも確認したので問題ないだろうと思っていたら、意外と大物が出てきて、びっくり。

 

まずは書斎のドア。最後まで開きません。

f:id:niwatoie:20170706184909p:plain

わざとじゃありません。これ以上開かないんですw

 

次はこれ。

f:id:niwatoie:20170706185131p:plain

ドアの開き方が図面と逆です。左の壁の方に開くので取りにくいです。

しかも、収納とペーパーホルダーの位置も10cm右に寄ってます。このままだと便器とペーパーホルダーが近すぎてトイレットペーパーがとりにくい(汗)

 

トイレのドアも。

f:id:niwatoie:20170706191347p:plain

パッと見、変なところはないのですが。

f:id:niwatoie:20170706191518p:plain

明り取り窓をつけるよう依頼したのに、抜けてます。

 

2階洗面台も。

写真ではわかりにくいですが、オプションの体重計置き場とインナー引き出しがない。

f:id:niwatoie:20170706185927p:plain

 

細かい所では、タオルかけが指定と違ったり。

f:id:niwatoie:20170706190244p:plain

ほんとはこれ。

f:id:niwatoie:20170706190618p:plain

 

最後は食器棚。

f:id:niwatoie:20170706191032p:plain

左の取っ手がないんです。

S社標準だそうですが、これでは使いにくいです。展開図には左にも取っ手があるので、こういう商品だとは思いませんでした。

 

改めて書いてみると、多くないですかね?(そんなことない?)

発注間違いはサラッと直りましたが、書斎ドア、トイレ収納とホルダー、食器棚の取っ手は交渉が必要でした。

 

まずは書斎のドア。大工が間違えて間口を広くした、というのがS社の主張です。

◆設計が送ってきたメーカーの収まり図

              :間口55cm、ドア68cm  ※カタログを見るとトイレ用っぽいw

◆現場   :間口59cm、ドア68cm

◆設計図:表記なし。500スケールで測ると、

                  間口:平面図60cm前後、展開図55cm前後

                  ドア:平面図60cm前後

状況から察するに、大工が平面図を見て間口60cmと理解したんだろうと思います。そもそも間口やドアのサイズが図面に明記されてないので、間違うのも仕方ないかと。

 

間口が狭いと書斎の椅子も入れにくいので、平面図を根拠にドア幅を小さくする方向で交渉した所、最終的には設計が折れました。

 

トイレ収納とペーパーホルダーは、階段のスイッチや筋交いとの取り合いで動かせないことが判明。我々としては、手元からペーパーホルダーが離れればよいので、ホルダーの高さを10cm上げてもらいました。

 

食器棚の取っ手は、はじめは変更を拒否されましたが、展開図に取っ手が描かれていると指摘した所、対応してくれました。ある方が使いやすいし、デザインも好きです。

 

いやぁ、施主検査でこれが判明したら、床や壁の不陸なんて目がいかなかったな。

ちなみに、スイッチとコンセントは無問題でしたヽ(´▽`)/ よかった〜。

 

次こそいよいよ、施主検査です。